「RRを上げるにはどうすればいいか?」

答えのひとつは「SLを絞ること」です。
そしてSLを絞るには「根拠の強いゾーンでエントリーすること」が必要です。

2026年6月3日のXAUUSDで、5分足のIFVGのCEと5分足のFVGが重なるゾーンからショートエントリーし、SL1.86・+143.5pips・RR7.72を達成しました。

この記事では、IFVGのCEとFVGが重なるゾーンがなぜ強い根拠になるのか?
そしてSLを絞ってRRを上げる考え方を解説します。

Screenshot

RRを上げる最もシンプルな方法

RR(リスクリワード比)は次の式で決まります。

RR = 利益幅(TP - エントリー)÷ リスク幅(エントリー - SL)

TPを変えずにRRを上げるには、SLを小さくすることが最もシンプルな方法です。

SLを小さくするには、「ここを超えたら明らかに根拠が崩れる」という価格を正確に特定できる、根拠の強いエントリーゾーンが必要です。

IFVGのCEとFVGが重なるゾーンは、この条件を満たします。


IFVGのCEとFVGが重なるゾーンの意味

IFVGのCEとは

IFVGとは、FVGが価格に貫通された後に抵抗帯(または支持帯)に転換したゾーンです。

そのIFVGの中間点(CE:Consequent Encroachment)は、ゾーン内で最も反発しやすい価格帯です。

FVGとは

FVGとは、3本連続したローソク足で形成される価格の空白地帯です。
機関投資家が大量注文を執行した痕跡であり、価格は後からこのゾーンを埋めに戻る習性があります。

2つが重なる意味

IFVGのCEとFVGが同じ価格帯に重なっているということは、機関投資家が2回、同じ価格帯に痕跡を残したことを意味します。

  • 1つの根拠:「ここで反発する可能性がある」
  • 2つの根拠が重なる:「ここで反発する可能性が高い」

根拠が重なるほど、その価格帯の信頼性が上がります。
信頼性が上がれば、SLをそのゾーンの外側近くに絞ることができます。


今日のセットアップ


状況

20:05頃、5分足チャートで以下を確認しました。

  • 5分足のIFVGのCEが4,468付近に存在
  • 5分足のFVGが同じ4,468付近に重なっている

2つの根拠が同じ価格帯を示していたため、ショートエントリーを決定しました。

SL・TPの設定

エントリー:4,468付近
SL:4,469.37(IFVGの上限・直近高値の上)
TP:4,453.16(未回収FVG CE - スプレッド分)
RR:7.72

SLは1.86ポイントのみ。根拠の強いゾーンだからこそ絞れた数値です。

TPの設定は前回(6/1)と同じ思想です。
未回収FVGのCEからスプレッド分だけ手前に置き、確実な約定を優先しました。

結果

獲得:+143.5pips ✅
RR:7.72
保有時間:80分(20:05〜21:25)

前回(6/1)との比較

6月1日6月3日
エントリー根拠5分FVG CEIFVG CE + FVG
SL4.891.86
獲得pips+260.4+143.5
RR5.337.72

SLが半分以下になったことでRRが大幅に向上しました。
根拠の数が多いほどSLを絞れる、という関係が明確に見えます。


IFVGのCEとFVGの重なりを探す手順

  1. チャート上のFVGを確認し、IFVGに転換しているゾーンをマークする
  2. IFVGのCE(中間点の価格)を計算する
  3. 同じ時間軸で未処理のFVGがないか確認する
  4. IFVGのCEとFVGが重なっているかを確認する
  5. 重なっている場合、そのゾーンをエントリーポイントとして検討する
  6. SLは重なりゾーンの外側に設定し、RRを計算する
  7. RR3以上確保できる場合にエントリー

まとめ

IFVGのCEとFVGが重なるゾーンでエントリーする利点:

  1. 根拠が2つ重なることでゾーンの信頼性が上がる
  2. 信頼性が高いためSLを絞ることができる
  3. SLが小さいほどRRが大きくなる
  4. RRが大きければ勝率が多少下がっても収益がプラスになりやすい

「RRを上げたい」と思ったとき、
まずエントリーゾーンの根拠の数を増やすことを考えてみてください。


XAUUSDでICT手法を実践しながら、プロップファーム認定を目指しています。 毎日のトレード記録と分析をリアルタイムで発信中です。

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