OTEゾーンに届かなくてもFVGがあれば入れる理由 【ICTフィボナッチ×FVG実践解説・XAUUSD】
「押し目を待っていたけど、理想のゾーンまで来なかった。見送るべきか、入るべきか。」
この判断に迷ったことはありますか?
2026年5月6日のXAUUSDロンドンセッションで、
理想のOTEゾーン(61.8〜70.5%)には届かない50%付近の押しでロングエントリーしました。
結果:+234pips、RR4.97。
「浅い押しでも入れた根拠」と「OTEとFVGの組み合わせ方」を解説します。
OTE(Optimal Trade Entry)とは
OTEとはICTの概念で、フィボナッチリトレースメントの61.8〜79%ゾーンを指します。
上昇の起点から高値に対してフィボナッチを引いたとき、この61.8〜79%の範囲が最もリスクの低いロングエントリーゾーンとされています。
理由は2つです。
①SLを小さく設定できる
OTEゾーンは押し目の深いところなので、直近安値の少し下にSLを置いても距離が短くて済みます。
②RRを大きく取れる
エントリーが安値に近いほど、高値までの距離が長くなりRRが大きくなります。
今日のセットアップ
状況
ロンドンセッション開始後、XAUUSDが上昇。
その後押しが入り始めたタイミングで、OTEゾーンへの到達を待ちました。

フィボナッチを引いた結果:
- 50%:4,670付近
- 61.8%:4,667付近(OTE下限)
- 70.5%:4,664付近(OTE内)
- 79%:4,662付近(OTE上限)
理想は61.8〜70.5%付近での押しでしたが、価格は50%付近で止まりました。
FVGとの重なりを確認
50%は理想より浅い押しです。
しかしチャートを確認すると、50%付近にFVG(フェアバリューギャップ)が存在していました。
FVGは機関投資家が大量に注文を執行した際に生まれる価格の空白ゾーンで、価格が戻ってくる習性があります。
OTEには届かなかったが、FVGという別のサポートゾーンが重なっている。
この重なりをエントリー根拠として採用し、ロングエントリーを決定しました。
エントリー・SL・TPの設定
エントリー:4,671付近(FVGゾーン)
SL:4,666付近(FVGの下・直近安値の下)
TP:4,695付近(直近高値付近)
RR:4.97
結果
獲得:+234pips ✅
RR:4.97
保有時間:約15分(17:35〜17:50)
OTEとFVGの組み合わせ方:3つのパターン
パターン1:OTEとFVGが重なる(最高のエントリー)
61.8〜79%のゾーンにFVGが重なっている場合、最も根拠の強いエントリーポイントです。
SLを小さくしながら、複数の根拠が重なった場所でエントリーできます。
パターン2:OTEに届かないがFVGがある(今回)
50%など浅い押しで止まったとき、FVGが重なっていれば別の根拠として採用できます。
ただしOTEより浅い分、SLの設定に注意が必要です。FVGの下にしっかりSLを置いてください。
パターン3:OTEまで来たがFVGがない
OTEゾーンに入っても、FVGなどの別サポートが重なっていない場合はエントリーの根拠が弱くなります。
この場合はエントリーを見送るか、より小さいロットで入ることを検討します。
「妥協」と「根拠のある判断」の違い
浅い押しでエントリーすることは「妥協」ではありません。
FVGという明確な根拠が重なっていれば、それは妥協ではなく根拠のある判断です。
逆に、FVGも何もないのに「早く入りたい」という理由で浅い押しでエントリーするのが妥協です。
「なぜここで入るのか」を言語化できるかどうかが判断の基準になります。
反省点
今回はFVGがあったため結果的にうまくいきました。
しかし50%で入った後に61.8〜70.5%まで一時タッチするケースもあります。
その場合SLに引っかかる可能性があるため、FVGの下にしっかりSLを設定することが重要です。
OTEゾーンで入れていれば、同じTPに対してさらにRRを大きくできた点は次回への課題です。
まとめ
OTEとFVGを組み合わせたエントリーの考え方:
- フィボナッチでOTEゾーン(61.8〜79%)を把握する
- OTEに重なるFVGがあれば最優先でエントリーを検討
- OTEに届かなくても、FVGが重なれば根拠になる
- 浅い押しのときはSLをFVGの下に必ず設定する
- 「なぜここで入るか」を言語化できることを確認してからエントリー
OTEは理想のゾーンですが、FVGとの組み合わせ次第で柔軟な判断ができるようになります。
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